自分方位研究所

日々の活動記録

針と糸で作る。中綴じ雑記帳

梱包用クッションペーパーを使ったメモ帳の作成です。今回は、裁縫よろしく針と糸を使って、中綴じ方式でメモ帳を作成します。

用意するのは、梱包用クッションペーパー。広げるとだいたいB3サイズですが、この写真では、半分に折り畳んでおり、B4くらいの大きさです。関係ないですが「レガシィB4」いいですね。

完成したときの大きさをB6くらいにしたいので、B5サイズに裁断していきます。

切るときは、重ねてまとめて切るより、面倒でも1枚ずつ切っていった方がサイズが揃い、きれいに仕上がります。私はザックリまとめて切ってしまいました。

B5サイズの用紙が16枚できました。

これを半分に折っていきます。半分に折るのも、まとめて折るより、1枚ずつ折っていったほうが良いと思います。

まとめて折り目を付けようとしましたが、ずれそうなのでやめました。

丁寧さを心がけて折りました。

それを重ねます。

そっと広げて、上下をクリップで固定します。

糸を通す位置を決めます。縦方向約18cmでしたので、上下4cmの位置で針を通すことにしました。穴の数は2箇所です。穴の数が多いと強度というか、外れにくくなりますが、用途が雑記帳なので、簡易的に2箇所でヨシとしました。

ここで針と糸が登場します。針に糸を通すのが困難なので、糸通しを使います。

使う糸の長さは何重にするか。お好みで。私は2重になるくらいにしました。

下にクッションになるモノを敷いて、上からグイグイ押し込んでいくと、簡単に貫通しました。使う紙の質にもよりますが、クッションペパー16枚程度なら、針でもすぐに貫通します。(針の太さにもよりますが、若干太めの方が良いでしょう)


実際に糸を通す前に、通すに穴2箇所を針で貫通させておくと裏からの差し込み時、位置が判って安心です。

糸を通していきます。

あらかじめ開けた穴。

一度糸を通したら、スッポ抜けないようにクリップではさんでおくと良いと思います。

通し終えたら針を取り外します。こちらが表(背表紙)側。

糸は結ばずに、弛まないようにピンと張り位置を合わせます。

糸を固定するため、糸の上からマスキングテープを貼ります。先ず、糸の先端が出ている表紙側から。

次に裏返して、こちらにもマスキングテープを貼ります。

貼りました。

折り畳みます。

新旧並べてみました。紙の色は白っぽい方がいいですね。紙がしわしわなのは仕方無し。

途中のページで広げました。中綴じなので、紙の綴じしろが無く、ページを広く使えます。

以前作成したホチキス留め雑記帳と比べてみます。
記入したページをめくったときの折り返しもキレイです。

きれいに折り返しできます。

立てて裁断面を確認します。下部に合わせたので、上部は高さがまちまちです。
裁断時にまとめて重ね切りすると、こうなってしまいます。

気になるようであれば、一度広げた状態で、再度カッターナイフで揃えるのもいいかもしれません。

下部に合わせて綴じたので、こちらは揃っています。

ページ番号を振っていきます。奇数ページを先に。その後で偶数ページを後ろから逆にカウントダウンで振っていきます。インクの裏写りを少なくするためです。

全64ページ。いつものように、日付も記入しておきました。

再度、冊子中央見開き部分の図。テープで補強された様子。

以上で完成しました。

紙の質は良くないので、表紙の角などは、すぐに折り目がついてめくれ上がってくると思います。

使い方によりますが、表紙にカバーを付ければ耐久性は向上すると思いますが、書いたページは折り返したままで使っていくことになるので、表紙を補強する意味があまり無く、このまま使っていきます。

64ページあるので、2か月以上使うことになると思います。耐久性など、またご報告します。