自分方位研究所

日々の活動記録

ギラン・バレー症候群の妻。人工呼吸管理に

入院当初、その症状から「フィッシャー症候群」。しかし、「ギラン・バレー症候群」の可能性も・・・ということでしたが、あれよあれよという間に全身の筋力が低下し、瞼が自分で開けなくなり、始終閉じたまま。

食事を飲み込む力も低下し液体さえ飲み込めなくなったので、口からチューブを挿入し、胃へ直接栄養分を送り込む措置をとることに。

入院4日目には呼吸筋も弱まり、自力での呼吸が困難になりました。そのため、一般病室から集中治療室(ICU)へ移り、人工呼吸管理となりました。

「ギラン・バレー症候群」の症状そのものです。

 

最初は10日から2週間程度で退院だろうということでしたが、すでに2週間が経過。まだ当分退院できそうにありません。

しかし「ギラン・バレー症候群」は、症状悪化がピークを打てば、あとは徐々に回復していくということで、妻の症状も、その後ピークを過ぎ、寝たきり状態から、車椅子に座ってのリハビリができるまでに回復してきました。(まだ人工呼吸器は装着したまま)

目の筋力は、まだ回復しておらず、自力で瞼を開けることができません。一般的に目の筋力の回復は手足よりも遅れるのだそうです。

口を覆うタイプの人工呼吸器の装着は2週間が限度で、それ以上の期間人工呼吸管理が必要な場合は、気管切開を行い、咽からチューブを通して酸素を送る措置が必要になります。(口腔ケア上、長期に渡って口を閉じた状態にしておくのは細菌の繁殖などのリスクがあるため)

そろそろ2週間となり、人工呼吸器が外せるかが直近の問題。

人工呼吸器が外せれば、一般病室に戻ることができます。うまくいって欲しいところです。