自分方位研究所

日々の活動記録

認知症の母親。膝蓋骨骨折手術

年末にスーパーの駐車場で転んで膝の皿が割れてしまい入院。年明けに手術。レントゲンを見せてもらうと、皿は3つに分かれて割れており、2本のピンを通して固定。そしてワイヤでぐるぐる巻きにする方式。

手術前日。
入院中もスマホを持っているので、一日に何度か電話をしてきます。
ところが、手術の前日。不安からなのか、母から家族3人それぞれに電話やショートメールをひっきりなしに入れてきます。

会話をすると、明日手術があることを忘れているときもあるようですが、「いつになったら病院を出て帰宅できるのか」と言ったかと思えば、別の時には「今何処にいるのか、早く帰ってきなさい。」など、自分が家にいると思って、早く家に帰って来いと言うときもあります。「ちょっと頭の調子が変。今すぐ病院に来てほしい」なども。
また、「○○(2年前に亡くなった人)に電話したけど繋がらない」など、結構絶望的になるようなことも言ったりします。

そして迎えた手術当日。指定された時間に行くと、昨日とは打って変わって落ち着いた様子。会話も自然で、違和感はありません。顔色も良いです。

膝の手術なので、普通は局部麻酔ですが、認知症なので手術中にパニックになり動き出さないように、全身麻酔をすることになりました。

手術自体は一般的なもの。病室を出て手術をし、病室に戻ってくるまで2時間ほど。寝ている間に手術完了です。

手術室から戻ってきて1時間半ほどそばにいましたが、ときおり目を開けはするものの覚醒には至らず。会話はあきらめ、病院を出てきました。

手術の翌日。
電話もメールも来ません。一日の最初にスマホを操作したことを通知するメールが来るので、スマホ自体は触っているようですが、それでも家族への電話は無し。

電話があり過ぎるのも困りますが、まったく来ないと、それはそれで不安になります。まぁ、異常があったら病院から連絡が来るハズなので、心配し過ぎないようにします。先は長い。

会話をしていると、日や時刻などで、普通だったり、違和感があったりと、状況が変わります。これからどうなっていくのか。現状注視です。