自分方位研究所

日々の活動記録

認知症の兆しに気づく

母親の認知症。ある日突然認知症になったわけではなくて、徐々に症状が出てくるわけですが、今思えば、あれがその兆しだったのではということがいくつかあります。

メールや電話での会話で気づくのは難しいです。認知症と診断された後でも電話で話しをしている分には、普通に会話できています。

 

一番最初は5年くらい前かな・・・

以下番号順に月日が経過していきます。

  1. 帰省したとき。手の込んだ(でもないけど)料理が出てこず、デパ地下の寿司。惣菜などが並ぶ。
  2. 妻に、「いつもどんなものを食べているのか。何か作ってみて」と頼む。
  3. パズルなどをやらせると頭が痛いという。
  4. 好きだった西村京太郎の小説を読まなくなる。
  5. 今まで使っていたipadの操作が分からなくなる。普段と違う画面が出ると、壊れたと言ってくる。
  6. 「こんなの初めて・・・」とよく言うようになる
  7. 誕生日プレゼントに、デジタル機器は要らないという。(以前は喜んでいた)
  8. 母が興味ありそうな本をたまにamazonで注文して送っていたが、要らないという。
  9. 数週間前に出したなぞなぞを再度出題すると解けない。
  10. 友人からの電話を避けるようになる。
  11. 携帯電話の着信音をとても小さくしている。(着信があっても放置できるように)
  12. ipadを紙袋に入れたら、紙ゴミとして出してしまったと言ったが、後から出てきた。

9番あたりから、何かおかしいのではと感じるようになりますが、それでも会話やメールでは今までと変わらず。

いつもしゃきしゃきっとしていた母が認知症になるはずが無い・・・と思い込んでいるので、ますます気づくのが遅くなります。

 

今頃思い出しても仕方無いですが、何かの参考になれば幸いです。