自分方位研究所

日々の活動記録

母親の認知症。その後の経過観察

病院で認知症と診断された母親(84)が認知症の薬を服用するようになって1ヶ月半が経過。当初8mgだった投薬レミニールも16mgに切り替えています。(今後はこの量がずっと続きます)

私が実家に設置してきたAmazon Echo show5による会話も毎日続いており、現在は朝と夜。食後の薬を飲んだあとで、母にEcho showにてアレクサコールをしてもらっています。最初の頃はこちらからコールしていましたが、ここ10日ほどは、母からコールしてもらっており、こちらから連絡することはありません。母と同居の父が、連絡するように促しているときもあるようですが、アレクサアプリの音声履歴を確認すると、母の声で接続しているのがわかります。

また、朝の6時半頃に朝食はまだですが「おはようさん。現在洗濯中。きょうも元気にいきましょう」とコールをくれるときもあります。

日中帯は、アレクサ ○○の唄かけて! と好きな音楽を聴いたりしているようです。音楽を聞きながら、台所で皿洗いなどをしていると、「後ろから音楽が聞こえてきて、気分が良い。イライラ感が無くなる」と言っていました。

そんな感じで、Amazon Echo show5は、見守りに役立っています。

母にお願いしているのは
・ご飯をしっかり食べる (お腹がすくと、買い置きのあんパンばかり食べている)
・散歩する
・薬を朝晩確実にのむ
・できれば友だちなどと会って会話をする
これだけ。
なのですが、うまくできているのは薬を飲むことくらいで、ご飯をほとんど食べずに、あんパンを食べているということでした。これは親父が何度言っても聞いてくれず困っています。
なのできょうは「あんパン禁止。これ以上食べると、物忘れ改善しないよ」と言い聞かせました。母自身も、自分が物忘れがひどいというのは自覚しており、なんとか改善したいという気持ちはあります。毎日の会話でも「この物忘れ治るやろか」と心配そうに言います。

散歩は、あんパンなどの買い置きがなくなると徒歩5分くらいのスーパーに出かけるくらいで、散歩しているかと聞くと、ちゃんと歩いている。ただし、曇りや雨の日は寒いので歩かないという答え。親父は隣で苦笑しています。殆ど歩いていないのです。

先日の帰省で4キロほど一緒に歩いたのですが、本人は何ともなく、翌日も足の痛みなど無いというので、脚力自体はあるようなのですが、毎日少しでも歩いてもらいたいです。

かと思えば、現役時代の同僚から電話では、親父が驚くほどビジネスライクな会話を健常者と何ら変わりなくこなしています。実際、電話での短時間での会話では、まったく普通です。

そのように、心配したり安心したりの毎日が続きます。