自分方位研究所

日々の活動記録

母親の認知症の状態

母が「アルツハイマー型認知症」だろうと診断され、そのとき血液検査、CTでの脳の画像撮影を実施。それから1ヶ月が経過し、検査結果を聞きに病院に連れて行きました。結果は、当初のみたてどおり「アルツハイマー型認知症」

認知症の薬(レミニール)を処方してもらいました。薬を飲む以外の治療は無し。薬は今後一生ずっと飲み続ける必要あり。検査をした病院は家から遠いので、今後は、近所のかかりつけ医で処方してもらうことになりました。

当人の症状は、会話自体は普通にでき、電話では健常者との区別がつきません。
しかし身近で観察すると以下のような状態です。
・料理ができない。
・モノを何処に置いたか忘れる(1分ほどで判らなくなる)
・今会話したことを直後に忘れる
・片づけがうまくできない
・薬の服用は自分での管理は無理

料理は、お湯で温める、魚を焼く、電子レンジを使うなど簡単な調理なら可能ですが、野菜を切るなど複数の工程が必要な調理は不可能。
病院の診察券を目の前のデスクマットに入れて、見える状態にあるにもかかわらず、直後に何処に置いたか忘れている状態。

徘徊は無く、方向感覚も特に問題はなさそうです。自分で散歩にも行けるようです。

テレビ電話代わりに、Amazon Echo show5 を実家に設置してきました。現在は薬を飲んだタイミングで、こちらに連絡するようにしてもらっています。きょうは、朝と夕の2回、報告がありました。親父が連絡するようにと言ってくれているようです。(でないと、報告することを忘れているので・・・)

今後、母にやってもらうのは
・ご飯をしっかり食べる (お腹がすくと、買い置きのあんパンばかり食べている)
・散歩する
・薬を朝晩確実にのむ
・できれば友だちなどと会って会話をする
これくらいです。

あと心配なのは食事について。
頼みの親父も料理は得意ではなく、食事もスーパーの惣菜、おでん等、簡単なもので済ませているみたい。これではちょっと健康面でも心配なので、定期的に食材を配達してくれるサービスの利用などを考えたいと思います。

なるべく症状の進行を遅らせるよう、見守っていきます。