自分方位研究所

日々の活動記録

「老後に破産する人、しない人」読みました。

先日、住民税の督促状を受取り、あわてて支払いに行きました。
住民税に限らず、国民年金や保険など、自分で納付する段になると、納付する金額の多さに驚きます。
会社員時代は、税金/保険などは給与天引で、自分で納付しているという感覚がまるでありませんでしたので尚更です。

退職金が数千万円あっても老後破産するというようなことを耳にして、不安になってきましたので、そのものズバリな題名の本を読んでみました。

「老後に破産する人、しない人」

著者 中村 宏 (ファイナンシャルプランナー。株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長)


読み始めると、最初から、退職直後に3000万円あっても破産します。という脅しが目に入り、えー。やっぱり、そうなん?と心細くなりながら読み進めていきます。

第一章では、題名のとおり、老後破産する人のタイプについてまとめられています。
リタイヤ後に生活費の削減ができない人・・・など

逆に、老後にお金で困らない人のタイプについてもリストアップされており、これを遵守すれば、老後破産はさけることができそうです。特に自分でも気をつけねばと思ったのが、「無ければ困るものだけを買い、あれば便利なものは買わない」というものです。肝に銘じます。

二章以降は、書名の「老後破産・・・」の話題からは少し離れて、年金やNISAなどの資産運用、住宅ローンから親の介護、相続から、自分の死後まで、老齢期に起こる様々なイベントと、お金についての説明がされています。
老後が心配。だけど何が心配なのかがぼんやりしているといった不安を持っている方には役立つと思います。先ず、何をすればよいのか。とりあえず、この本を押さえておけば大丈夫。この本で老齢期にどんなことが起きるのかを整理して、それぞれの項目でさらに知識を得たいということであれば、さらに詳しい専門書に進めば良いと思います。この本は、その足掛かりの役割をはたしてくれることでしょう。

私も、穴だらけな老後計画を見直し、自信をもって安心して生きられるよう、準備を進めていきたいと思います。

 

著者 中村さんの会社のウェブサイトです。
株式会社 ワーク・ワークス