2022年度第2回実用英語技能検定まで、あと24日と迫りました。コロナ感染が本試験と重ならなくて本当に良かった!・・・と安心するのは早いですね。用心しないといけません。
コロナ感染による体調不良もようやくおさまり、単語帳もガンガン行くぞとやってはみましたが、やる気とは裏腹に一向に進まず。ここにきて「やってはいけない」ことをやっているのではと不安になり、「やってはいけない英語勉強」を手にとってみました。2019年2月発行です。
1分間勉強法の石井貴士氏の著作ですが、本書でも根底にあるのはスピード感。
正しい英語勉強法を探し求めるのではなく、「やってはいけない」英語勉強法を知ることで、正しい方法で英語を勉強していきましょうというもの。
本書の構成は、全部で63の勉強法に分け、それぞれ、やってはいけないやり方とこうやれば天才!というやり方について説明されていきます。
たとえば、英語勉強法その1。英語の勉強の順番。やってはいけない順番が、長文読解→英文法→英熟語→英単語。これで天才に!というやり方が、英単語→英熟語→英文法→長文読解 の順に勉強していくというもの。
このように対比して説明することにより、やってはいけない方法が明確になっていきます。
先ず、英語全体の勉強方法から、英単語、英熟語、英文法、長文読解、試験直前、試験当日、試験直前10分前、試験の最中、試験最後の1分まで。最後の最後まで諦めずに全力で立ち向かう方法を伝授してくれます。
すべて著者が実行して実績アリの方法ばかりなのですが、どこまで信じて実行できるかが運命の別れ道。
ただ、各項目ともに、「やってはいけない方法」というのは、確かにやらない方がいいな、効率が悪そうだなと思えて納得できるものがほとんどなので、自分のやっている方法が「やってはいけない」方法ではないかを確認するだけでも読む価値はあるかなと思います。
また、本番試験の受け方についても、自分のやりやすい方法で、毎回やっていると思いますが、解答しやすい簡単な問題よりも、残り時間が少なくなるとパニックになる長文を先に回答しなさい、など1点でも多く得点するための心構えを身につけることができます。
英検でも、順番通り、語彙問題から解いていきがちですが、本書を参考にして臨みたいと思います。