自分方位研究所

日々の活動記録

「1分間英語勉強法」を読む

1分間シリーズでお馴染みの石井貴士氏の2011年末の著作です。

英語の勉強に特化したもの。これは図書館で借りてきたのですが、過去に読んだ本のリストの中に入っておりました。2015年1月1日、初詣の帰りに、元旦から営業している本屋さんで「1分間英単語1600」と一緒に購入していたのでした。

購入したことも忘れるくらい忘却の彼方に飛んでおりました。

英単語、英熟語、英文法、長文読解。これらを全て1分間メソッドで攻略していくための方法が説明されています。1分間というより1秒単位ですね。長文読解でも1行1秒。

この他に、試験当日での、問題を解くための時間配分についての解説もあり、なるほどそうなのかと納得です。

英単語、英熟語については、1語1秒で何度も繰り返す、というのが長期記憶に残す方法として有名ですが、私が感心したのが、問題集の解き方です。

問題集を解くのに、記述式、穴埋め式でも、書かないというもの。
問題をざっと見ていき、自分の理解度によって仕分けしていきます。

スピード重視で、ドンドン仕分けていきます。

1. すぐに正解がわかる
2. たぶん正解だが確信無し
3. 見たことがあるが正解がわからない
4. 見たことも聞いたことも無い

それぞれに色分けした丸印を付けていき、何度も復習して、最終的に全て「すぐに正解がわかる」状態にするというもの。

それでも正解とならない問題のみ、別ノートに書き出して覚えていく(ここでも1分間メソッドで)

1分間メソッドは、とにかく早く回す回数を多くするということ。

あと、長文の全訳は書いてはいけないというアドバイスも。時間がもったいない。
意味が判るのであれば書く必要は無いし、逆に判らなければ書けない。

とにかく、書かずに、何度も回す。スピード全開。
本書を読んでいると、自分の勉強は何てスローなんだろうと情けなくなってきました。

もう、7年も前に読んでいるハズなのにほとんど実践されていないということに唖然とします。

というわけで、背筋が伸びました。眠くなるのも集中力が無いのかも。スピード感の大切さを改めて認識しました。