自分方位研究所

日々の活動記録

内視鏡によるピロリ菌検査。

ピロリ菌検査で、内視鏡を使用することになった。内視鏡は初めて。鼻からチューブを挿入するタイプ。咽から挿入するタイプよりチューブは細いそう。 検査した状況をお知らせします。

内視鏡での検査は胃を空っぽにした状態にして臨みます。

上半身のみ検査着に着替える。
検査室に入って、先ず白濁した液体を飲みました。100mlくらい。サラサラ。味無し。
飲み終わると、次は両方の鼻に、鼻の通りを良くするスプレー使用。
どちらの鼻にチューブを通すか自分で決める(鼻の通りの良い方)
診察台に横になる。(仰向け)
チューブを通す方の鼻に、麻酔的な点鼻薬注入。吸い込まずそのままの状態で上を向いている。
練習用の細いチューブを鼻に挿入。1~2分。
次に本番用と同じ太さのチューブを鼻に挿入。1~2分そのまま。
練習用チューブを抜き、いよいよ本番。
横になったまま体全体を90度横向き。診察台横のファイバー画像用ディスプレイを見れるようにする。目線をディスプレイに合わせるためか、診察台が上昇。
続いて顔の下にシートが敷かれる。唾液を受け止めるため。そしてティッシュを何枚か手渡された。口に溜まった唾液は、無理に飲み込まずシートに吐き出してくださいとのこと。
少しずつ、ファイバーを鼻から挿入。鼻から入っているのでおぇっ・・・というのは無かったです。でも最初の2~3分は結構辛かった。
検査中は助手の方が、背中をトントンと軽くたたき続けてくれていました。これが結構ありがたかった。苦痛が軽減されます。(ような気がします)
鼻の奥から食道、胃へと入っていく状態をカラーのディスプレイで眺めつつ、先生の解説を聞く。
写真も要所要所にて撮影。時折画像の色調が替わる。 異常のある部分が浮かび上がるように画像処理をした映像が出るため。
一通り観察が済むと、胃壁の採取。ファイバー部分から細いワイヤを通し、その先に開閉可能なマジックハンド的なものが付いている。それで胃壁を摘んで引っ張ったかと思うと、一気に引き抜く。そうすると、引きちぎられた部位から血が流れてくる。うわー。いいのかな。大丈夫なのかなこんなことして・・・と不安になっている間にもドンドン同じように場所を変えて組織を採取。5~6箇所は取ったのかなぁ。
ファイバーを引き抜き検査は終了。ふぅ。 ファイバー挿入時間は15分程だったでしょうか。
何度か鼻をかむと鼻水も出なくなります。咽の奥にファイバーは入った感触は、しばらく続きました。
胃の組織をつまみ取っているので、食事は2時間経過してから。当日は、出血予防のため、運動、アルコール、コーヒー、香辛料の入った食事は避け、消化のよいものを食べてくださいとのこと。

ピロリ菌は培養してみて判断するため、内視鏡で検査をしてもすぐに判るわけではありません。結果が判るのは2週間後です。

検査から8時間経過しましたが、チューブの感触が、咽の入り口あたりに残っています。不快感はないです。

以上、検査のご報告でした。