自分方位研究所

日々の活動記録

推理小説のトリック重複予防。どうしているのだろう。

先日「ドッペルゲンガーの銃」を読んだのですが、この手のトリックを扱う小説では、犯行のテクニックが、過去に使われていないことが重要であると思います。

自分の考えたトリックが、過去に発表されていないかは、どうやって確認しているのでしょうか。膨大な読書しかない?それともトリックのデータベースとかあるのでしょうか。
トリックを考えたら、執筆に取りかかる前に、編集者と協力して同じようなトリックが発表されていないか、オリジナルだという確証がとれてから、執筆を開始するのでしょうか。

雑誌への連載小説などで、連載最終場面で、掲載直前に過去に発表されていたトリックと同じであったということがわかってしまったら、どうするのでしょう?何とか無理やりにでも別のトリックに置き換えるしか無いのでしょうか?

それともトリックのしくみそのものが重複していているだけなら大丈夫なのかな?

今回読んだ推理小説では、最後の種明かしまで、どうなっているのかわからなかったのですが、色々な推理小説を読み込めば、手口も当てることができるようになるのかなぁ。