自分方位研究所

日々の活動記録

ハクキンカイロを実戦投入。使用開始です。

年末に購入したハクキンカイロ。初詣に使用すべく燃料のベンジンを注入しました。
実際に使用した感想を。
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先ず、ハクキンカイロ本体上部のフタをとり、プラチナ触媒を詰めてある火口を外します。
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注油カップを本体上部の注油クチに取り付けます。
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注油カップには、目盛りが二つ書いてあり、下線で6時間、上線まで入れると12時間暖かさが持続するとのこと。今回は上の目盛りよりちょい下までベンジンを入れました。
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注油カップを90度回転させると、ベンジンが本体に流れ込みます。
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注油後、カップを外して、余分なベンジンを排出するため本体を下向きにして、指先で本体中央の膨らみを軽く押します。(といいつつ、押すと凹んでしまうのではないかという心配で、ペコペコするまでは押せませんでした。とにかく初回の注油で、しかも1カップ分のみの注油だったので、ベンジンは出てきませんでした)
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火口を取りつけて出来上がり。
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このあと、ライターやマッチで火を、火口に近づけます。炎を直接プラチナ触媒に当てる必要は無く、近づけるだけでよいです。3秒くらい。

着火したかどうかは、火口の上部に手をかざすとわかります。かすかに熱がもわもわと立ち上っているのが感じられます。確認できたら、蓋をかぶせて、フリースカバーに本体を入れて完成。しばらくすると、素手では熱くて持てないほどに発熱します。

取説によると、暖かさの持続時間は、外気温によって変化し、外気温が高いほど、持続時間は短くなるとのことです。

今回は、フランネルシャツの胸ポケットにフリースカバーに収納した状態で入れておき、ダウンジャケットを羽織っておりました。胸周りは常に常夏状態。非常に暖かでした。持続時間ですが、着火から約6時間半もちました。1カップより少なめだったので、9時間くらいは持つのかなという予想でしたが若干早めに放熱しました。

外気温で持続時間が変わるといっても、使用中は、常に衣類の内側でしかもカイロ本体はフリースに包まれ、発熱中は、非常に高温になっていると思われます。なので持続時間も短めになるのでしょうか。また、白金触媒も新品なので、その分化学変化の勢いが強く、早めにベンジンを消費してしまったのかもしれません。

とりあえず、2カップ分を注入しておけば、朝から夜まで暖かさは続くと思われます。

今回は、たまに胸ポケットから取り出して、手を暖めておりましたが、暖かさは使い捨てカイロの比ではありません。 まだ試しておりませんが、真冬のキャンプで寝袋に入れて使用すればとても幸せな状態になるのではないでしょうか。