2017年9月に購入したdynabook B45/B
2021年1月にCPUファンから異音が出始める。PC起動時にCPUファンが最大回転数で回るときに、何か音がするな・・・という感じ。起動からしばらく時間が経過すると音も小さくなり、気にならない。
実はこのとき、外付けのHDDから音が出ているのと勘違いし、新たにHDDを購入していたのでした。
2021年5月。いよいよ音が大きくなり、PCでの作業中も音が気になり出しました。
CPUファン単体で購入できるか確認したところ、
「dynabook B45 B55 B65 BZ35 シリーズ 交換用CPU冷却ファン G61C0002Y210」という商品名で購入することが可能。ということで早速注文しました。 2,880円
その後、そのうちやろうということで、8ヶ月も放置。本日ようやく交換したのでした。
作業としては、
- 本体を裏返す。
- 裏面のネジを全て取り外す。(23個)
- バッテリとDVDドライブを切り離す。
- 裏ブタをソロリソロリと開ける。
- CPUファンの4ピンコネクタを外す。
- CPUファンの固定用ネジ1個を外す。
- CPUファンを取り外す。
- 新しいCPUファンを取り付ける。
- 以下、上記と逆の手順で組み立てていく。
では、作業の様子を見ていきます。
1. 本体を裏返す。
2. 裏面のネジを全て取り外す。(23個)
写真の丸印のネジは、他のネジより長めです。これ以外のネジは全て同じ長さ。
一応、ネジの位置を紙に描き写してチェックしていきました。
3. バッテリとDVDドライブを切り離す。時計の時間が前後していますが、全部のネジを外す前に、DVDドライブ固定用ネジを先に外して、ドライブを取り出しています。
プラスドライバでネジを外していきますが、ドライバの先端がマグネットになっていない場合は、ネジ穴からネジを引っぱり出せないので、マスキングテープなどの粘着面でネジをくっつけて取り出します。
4. 裏ブタをソロリソロリと開ける。ドライブの挿入口あたりから、少しずつ開けていきます。ゆっくり慎重に。
5. CPUファンの4ピンコネクタを外す。以下の写真、丸印の白いコネクタです。
小さめのマイナスドライバーで、コネクタの両端を交互に少しずつ押していくと外れます。基板にキズをつけないように注意します。
6. CPUファンの固定用ネジ1個を外す。以下の写真、丸印のプラスネジ1個です。
7. CPUファンを取り外す。
新しいCPUファンを並べてみました。CPUファン上部の溝にケーブルが2本、はめ込まれています。これを、マイナスドライバー等で、すこしずつ浮かせていきます。CPUファン本体を浮かせて、ねじるようにしていくと外れやすいです。
外れました。このように、黒いケーブルが2本通っていました。
CPUファンを撤去した跡地の様子。
新旧CPUファンを並べてみます。左側が新しい方。
同じく、左側が新しい方。
8. 新しいCPUファンを取り付ける。
先ず、上部の溝に黒いケーブルを2本通していきます。
ケーブルが通りました。
続いて、ネジを1個と、白いコネクタをつないでいきます。
できました。
あとは、フタを元に戻して、ネジ締めですが、動作確認をしようとして、フタを元に戻して、ネジは締めないで電源ONしました。
静か。静寂です。SSD化しているので、ハードディスクの回転音はないのですが、いままでガラガラ鳴っていたCPUファンの音がほとんどしません。本当に回転しているのか疑わしいくらいです。
さて、動作確認完了ということで、マウスを操作して、シャットダウンしようとしたところ、キーボード面のマウスボタンが押せないことが分かりました。クリックしても、クリック感が無く、スカスカ感です。マウスパット回りのネジを締めないとクリックできないのでした。
とりあえず、PCのフタを閉じて一時停止状態にして、裏ブタのネジを全て締め付けました。
PC起動後しばらく放置して、東芝PCヘルスモニタなるものを起動して確認したところ、CPU温度も、ファンの回転数も問題なさそうです。
これで、あと4年は大丈夫でしょうか。
以上、dynabook B45 CPU冷却ファン交換でした。