自分方位研究所

日々の活動記録

「めんどくさい」がなくなる100の科学的な方法

何をやるにしても、「あー。めんどうなのでまた今度」というように先延ばししがちで、わかってはいるけど行動できないという状況をなんとかしたいと思っていたときに、この本に出会いました。

菅原道仁著 「めんどくさい」がなくなる100の科学的な方法。

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著者は脳神経外科医で、根性論に頼らないやる気の出し方についてのアドバイスが展開されています。

内容は、何をするにもめんどくさいとグズグズしていて何も始められない状態から徐々にステップアップし、なりたい自分になるまでのアドバイスをしてくれるます。

机の片付けや、実行できたときの記録、ご褒美として、ポイントカードを自作するなど、やる気を継続させるアイディアを紹介してくれます。

やる気を維持するには、メタ認知力といって、自分自身を監視し、コントロールする力が必要という話や、目標は具体的/主体的/肯定的/調和的でなければならない等、計画をたてる段階における留意点についてもしっかりと教えてくれます。

本文後半は、子育てに関するアイディアについても言及しており、子供のやる気、能力を伸ばすことに悩んでいるお母さん、お父さんにも参考になる内容となっています。

 表紙の女性の成長が本文の挿絵として描かれており、一児の母という設定で、グズグズした専業主婦から一念発起して試験勉強を開始し、合格して保母さんになるなるまでを、本文の各テーマに合わせて描かれており本文の理解を助けてくれます。
ちなみに表紙イラストの左上に描かれている、甘栗、または梅干しみたいな物体は、「脳」。本文中のイラストにもよく出てきて、しゃべっています。