自分方位研究所

日々の活動記録

たった3カ月で人生が変わる”復習オンリー”英語勉強法

英語です。毎度毎度、始めては中断の繰返しで、あっと言う間に月日が流れて「ちゃんとやっていれば今頃・・・」という思いを繰り返す日々です。
題名の「3カ月で人生が変わる」という言葉にひかれて読んでみました。
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対象とする読者ですが、本文をみると、「40歳から始める英語はここが違う」との章があります。一通り学校で英語学習はしたけれど、それからすっかり英語学習から離れていた人向けに書かれています。

まずはじめに、タイトルの「3カ月」を確認しておきます。この3カ月が、どこから来ているかというと、著者は、学習塾を経営しており、その経験則から、英語学習において、だいたい「300時間」学習すればその成果が見えてくるのだそうです。
ざっくり計算すると、1日3時間 × 30日 × 3カ月 = 270時間  (だいたい300時間)   
というわけで、3カ月間、1日3時間死にものぐるいで英語の学習をしましょうというのが、表題の3カ月の理由です。
この3時間は、まとまった3時間ではなく、通勤、通学、休み時間などのすきま時間も合わせて3時間としています。そう考えると忙しくてもなんとかなるかなぁと思えてきます。

英語の勉強法について書かれていますが、時間の捻出方法についても教えてくれます。これがかなり厳しいです。
例をあげると、余計なものな捨てる/余暇は全て英語につぎ込む/毎日のスケジュールを書き出す。というもの。「自分で立てたスケジュールを実行できないということは、英語はそれほど重要と考えていないということ。ならば、英語は諦めて、もっとやりたいことに時間を使ったほういい。」というのが著者の指導方針。それを言っちゃあ・・・と言いたいところですが、その通りなのでぐうの音も出ません。
そのようなわけで、モチベーションの保ち方等は読者各自で考える必要があります。

本書のメインは学習法。その骨子は、「同じテキストを何度も繰り返す」というもの。そのためのテキストの選び方も教えてくれます。(具体的な書名も紹介あり)
また、ペンとノートは捨てろ、とも。手書きで覚えていこうとすると、どうしても時間がかかる。その割には記憶に残らない。なので、手書きをやめ、その分繰返しの回数を増やす。復習前提なので、先に答えを見てよいので、ドンドン先に進んで、何度も繰り返す。

学習法は、単語/リスニング/発音/TOEIC などに分けて具体的に紹介されています。

どうやって勉強していけばいいのかわからない、勉強しているけれど、どうも上達している手応えが無いという人など、自分の学習方法を見直すのにとても参考になると思われます。

 

著者:本多正治
学習塾とフィリピン留学専門エージェント「ファーストイングリッシュ」を運営する G-net 代表取締役。
著者自身が学習塾運営で培ったノウハウを英語勉強に特化して本書で説明しています。

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