自分方位研究所

日々の活動記録

ほぼ日手帳カズンを3枚におろす。

ほぼ日手帳カズンの綴じ糸を切らずに3分割しました。

糸綴じ単位で分割するので、キリの良いページでは切れませんが、大まかに以下のように3分割しています。

  • 月間カレンダー
  • 週間バーチカル
  • デイリー

私の場合は家置きがメインの使い方なので、重量分散のためのデイリーページを半年分とか四半期分などには分解しませんでした。
このように分割したのは、月間/週間/デイリーのそれぞれのページを同時に参照しつつ記入していきたかったためです。今まで、ページをパタパタ綴じたり開いたりして行きつ戻りつして記入していたので、各ページの参照をスムーズにできないかなぁと思っておりました。そして今回ようやく勇気をふりしぼり、手帳分割を実施しました。

全ページをバラバラにするのではなく、綴じ糸は切らないようにして分解していきます。

あと、注意点ですが、以下、手順とか言って勝手に書いていますが、あくまでも私のやり方で、これよりもっとよい方法があるような気もします。実行される方は、どうか参考程度にご覧頂き、また、スマートなやり方などご存じでしたら、コメント等入れて頂ければ幸いです。

 

・手順1)分割位置を決めます。どこで分割するか。

ほぼ日手帳カズン2020年の綴じ糸構成を以下の記事でまとめていますのでご参照ください。

私は、月間カレンダー/週間バーチカル/デイリー の 3分冊にしたいので、2箇所に切り込みを入れることになりました。

先ず第一分冊は、「表紙 ~ 週間バーチカルの1月29日」まで。月間カレンダーまでを一括りにしようとすると、綴じ糸の関係上、どうしても週間バーチカルの1月分まで含まれることになります。

第二分冊は「週間バーチカルの1月30日 ~ 12月30日」まで

そして、第三分冊は「週間バーチカルの12月31日 ~ 裏表示」。デイリーページメインなのでかなり分厚くなります。

表紙は切り離さずに、そのまま第一分冊の表紙、第三分冊の裏表紙として使用します。

 

・手順2)切り離すページを開きます。

 ポイントは、綴じ糸が通っていないページであること。

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・切る前の注意点)

ぐいっと開いてみて
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光に当てると、薄く、光が透けて見える箇所が出てくるのでこの部分にカッターナイフでソロリソロリと切っていきます。
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・ダメな見本)いきなり真っ二つにしようとしてはいけません。

今回初めての作業だったのですが、ページのてっぺんにカッターナイフをねじ込んで、グイグイと真っ二つにしようとしましたが・・・
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エイヤっという感じで・・・(悪い見本)
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おりやーっという感じでズバッといきますと・・・
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下の方で、刃の向きが少しズレてしまったのか・・・
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こんな風に切り口が破損してしまいました。
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1枚ページをめくってみると一部切り込みが入ってしまっています。
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分割したもう一方のページは無事でした。
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以上が失敗した手順。

次、2箇所めの分断はソロリソロリと慎重に進めました。

 

・手順3)分断するページを開いて、光の透けている部分を撫でるように少しずつカッターナイフを当てていきます。数往復すると、ページの開きが大きくなってきます。


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十分に開いて、紙の接着剤部分が切れて、背に貼られたテープを残すのみとなったら、ここで初めて上部からカッターナイフを差し込み、ゆっくりと下におろしていきます。
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3分の2くらいまで切り込んだら、手帳本体を上下逆さまにして反対側から切り込んでいきました。

 

以上で、このように3分冊化できました。
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背部分のテープは付けたまま。
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背テープの端っこが少し剥がれてしまいました。
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1ページめくってみると・・・特に破け等はありません。
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切り離したもう一方の分冊もページをめくっても破れ無し。
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立てて、並べてみます。斜めから見てみます。
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正面から見ます。
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次に 分割したページの表紙の作成です。菓子の空き箱などを流用します。
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手帳本体を当てて線を引きます。
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線に沿って切取ります。

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このあと、表紙を付けて、体裁を整えていきますが、開きやすさなどを考えると、取りつける表紙の厚さは、軽め、柔らかめが良いような気がします。ハードすぎると、しなり感が無くなり、ページをサラサラ~っと繰るのに支障が出そうな気がします。

しかし、「手帳」の感じを出すには、ある程度の固さも必要かも。悩むところです。

 

本日はここまで。