「明るい暮らしの家計簿」です。気に入っており、10年以上使っていますが、唯一気になるのが、製本が「無線綴じ」のため、パタンと180度開かないことです。開くと、見開きの中央部分(のど)が谷間になり、見開き1週間の木曜と金曜が記入しづらいのです。
そこで今年は新年の使い始めから、折り癖を付けて、180度パタンと開くようにできないかやってみました。新年から丸4カ月過ぎましたが、報告するとします。
これは昨年の家計簿。使い始めるにあたり、表紙の糊付けされていないギリギリのところで、折り目を付けて使用開始しています。
この状態で1ページ、2ページと折っていくと、開いたときにできるページの山が大きくなり、書きづらくなります。
そこで表紙に折り目は付けず、数ページ先の接着部分ギリギリから開けるページを探し、そこで力を入れて、糊付け部分から開く用にして折り癖を付けていきます。
写真の下が昨年の家計簿。上が今年の家計簿です。
場合によっては、ページが剥がれそうになるかもしれませんが、かまわずグイグイと折り癖を付けていきます。
使い始めの折り癖が肝心。
これを1カ月間隔で繰り返して、折り目を付けていきます。どうにも開きづらいという場合は、カッターナイフで切り込みを入れるのもありだと思います。ただ、力を入れすぎると、背表紙を貫通してしまい真っ二つになってしまうので、力加減が難しいです。
裏表紙も、数ページ手前の、糊部分からグイッと力を入れて開いていきます。
写真の上側が今年。下が昨年分。糊付け部分が見えるくらいがいいです。
上から見てみます。左が今年。右が昨年。力を入れて、1カ月毎に見開きで、ちゃんと開くように、力を入れて折り癖を付けていきます。
仕上げに、各ページに見出しタグを貼り付けました。メインの見開き1週間のページは特にタグは付けませんが、それ以外の、月別予算、決算などの各種集計、年齢早見表などの便利ページなどにタグを付けます。
上級者向けのページなど、タグを付けないと、たぶん1年間、使わないことになりそうなページもあるので、あえて全ての項目を明確にするべく、タグ付けをしました。
旺文社の「パス単」「文単」も同じようにすれば、ほぼ180度開くようになります。
これらの単語帳に限ったことではなく、無線綴じなら、どんなものでも同じようにすればいくのではと思います。
とはいえ、めちゃくちゃ力を込めてやらないと上手くいかないのがあるのも事実。また、糊の付け具合によっては本体が分解、真っ二つになってしまうことがあるのかもしれません。そのあたりは加減して・・・
もっと良いやり方があるのかもしれないですが、私が思いつくのはこれくらいでした。