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どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門

(作成中)

どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門 を読みました。

2018年8月 イギリスにて出版された「The Pomodoro Technique: The Life-Changing Time-Management System 」の日本語訳です。
著者は、ポモドーロテクニックを発案したフランチェスコ・シリロ氏。日本語訳は 斉藤裕一氏。

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本書はポモドーロテクニックについての解説書で、個人としての利用の他に、チームとして、またハッカソンへの適用についても解説されています。

ポモドーロとは、イタリア語でトマトのこと。著者がこのテクニックの着想を思いついたとき使用していた時間計測用のタイマーが、たまたまトマト型のキッチンタイマーだったということで、ポモドーロテクニックという名称で呼ばれています。

ポモドーロテクニックは、25分間仕事をして、5分休憩。それを繰り返していくのですが、その基本は「集中力」。

仕事が終わって一日を振り返ると、忙しく働いた割には肝心のやるべき仕事ができておらず・・・というような経験は誰にでもあると思います。

一日のはじめ、さぁ、気になっていた案件を片付けるぞと張り切ってとりかかると、様々なことが割り込んできます。それは、前から気になっていたことを突然思い出して、そちらにとりかかったりする自分自身が原因の割り込みや、メール、電話、他人からの相談など、外部からの割り込み要因など。これらに対応しているうちに一日が終わってしまう。

この、本来やるべき、成し遂げたい仕事をするための時間をいかにして確保するか、という問題を解決してくれるのがポモドーロテクニックです。

タイマーを25分にセットしてスタート。この時間は何があっても当初予定した仕事をやり遂げるという強い意志の元、仕事をやり遂げます。

そうは言っても、内的、外的割り込みは出てきます。それをポモドーロテクニックを使って本来の仕事を確実にこなしていきます。

ポモドーロテクニックでは、使用する3つのシートがあります。

  • 仕事の在庫シート (やりたい仕事の一覧。ToDoリストのようなもの)
  • 今日やることシート (仕事の在庫リストから選んだ、今日やること一覧)
  • 記録シート (その日に成し遂げた案件を記録)

ポモドーロテクニックを使用した仕事の流れとしては

(1) 一日の最初に「今日やることシート」を作成。
(2) タイマーを25分にセットして「今日やることシート」の一つ目の案件からスタート。
(3) 25分経過する毎に 「今日やることシート」の件名の隣の実績記入欄に「×」印を一つ記入して5分休憩。この「×」印の数が25分間のポモドーロをこなした数だけ並ぶことになります。
(4) 先の25分で完了しなけれ引き続き、25分にタイマーをセットし

 

 

 

ルール

一つの案件は4ポモドーロ以内で終わるように分割する。

 

 

 

 

疑問に思ったのが、割り込みが発生したときに、予定外/緊急 の欄に要件を書き出すが、そのときに割り込み毎に内的割り込み「'」外的割り込み「-」を記入することになっており、25分経過すると、一つのポモドーロが完了となっているが 今日やることリストの実績記入欄に「'--''-"×」となっていても1ポモドーロ完了したとの記録になる。実際にはメインの仕事を15分。残りの10分は断続的に発生した割り込みの記録に時間を取られてしまっていたら、実際には丸々25分を使っていないのに1ポモドーロ完了したあとなってしまう。

それに対処するには、タイマーを25分にセットしたあと、割り込みが発生するたびにタイマーを一時停止させ、割り込み案件名を記録したあとで、タイマーの一時停止を解除し、継続カウントしていく。このやり方だと、実際の1ポモドーロは25分以上になってしまうが、正味メインの仕事で25分使ったという実績が残る。割り込みに対応する時間はカウントしていないので、 「×」印は正味25分対応したことになる。

 

 

 

 

 

 

複数人数で構成されるチームでのポモドーロテクニックの適用のコツは、一つのチームを複数のマイクロチームに分割するということ。

 

個人としての

 

著者が運営するポモドーロテクニックの公式サイトを見てみると、いくつもの学習コース、企業向けの講習会などが用意されており、ポモドーロテクニックの神髄に迫るには、この本だけではとても足りないような感じを覚えますが、本書単体でも、ポモドーロテクニックに付随する仕事を効率的に進める上での考え方など

 

 

 

francescocirillo.com