音楽ファイルがAAC対応のICレコーダから、AAC非対応のMP3プレーヤへの楽曲データの移行についてのお話です。
その昔、iphoneを使ってたので必然的にiTunesを使用しておりました。
その後、Androidに乗り換えましたが、音楽ファイルのファイルフォーマットはAAC(m4a)がそのまま使えたので、以後も、CDからのデータ取り込みもiTunesで、フォーマットもAACのまま使っておりました。
その後、ICレコーダを購入することになり、AACフォーマットに対応している、ソニー製ICレコーダ ICD-UX533F を購入したのでした。
ソニータイマーの期限も乗り越え、調子よく使っていましたが、それでもかなり遅れて時限信管が作動。
壊れた箇所はイヤホン。本体から音は出るのですが、イヤホンから音が鳴らない。複数のイヤホンで試してみたけれど、どうにも鳴ったり鳴らなかったり。動作が不安定です。ということで代替え機を探すことになりました。音楽さえ聴ければいいということで、ICレコーダではなく、mp3プレーヤーで探すことに。
お手頃なmp3プレーヤーはAACフォーマットに対応しておらず、音楽をMP3に変換する必要が出てきました。
壊れたICレコーダ に入っている音楽は、だいたいPC内に保存してあるのですが、PC買い換えや、iTunesのライブラリも何度か作り替え、音源ファイルが一箇所のフォルダに集まっておらず、iTunes管理外の音源も、かなりあるため、さてどうするか・・・
以下、作業手順です。
(1) PCとICレコーダ ICD-UX533Fを接続し、楽曲をPCにコピー。→ (コピー先フォルダを(フォルダA)とする。
(2) iTunesライブラリを新しく作成。以下新しく作成したライブラリで作業する。
(3) CDをセットしたときの読込み設定を「MP3エンコーダ」に変更する。音質は適宜選択。(標準/良/高音質/カスタム)
(4)「 "iTunes Media"フォルダの場所 」の設定を確認する。MP3変換された楽曲は、このフォルダ内に作成される。
(5) (フォルダA)をライブラリに追加。これでICレコーダ ICD-UX533Fに入っていた楽曲がiTunesに取り込まれる。(曲名がiTunesで表示されるようになった)
(6) 全部の曲を選択し、・・・ いや、もし、既にMP3化した楽曲があるのであれば、それは対象外にした方がよいでしょう。やってみましたが、MP3がMP3に無駄に変換されて、すこしファイル容量が増えておりました。・・・
で、AACファイルを MP3 へ変換。完了するまでしばし待ちます。
(7) 完了後、目視確認。iTunesの曲目リストには、元のAACファイルとMP3ファイルが二つ並んで表示される。
・AACオーディオファイル
・MPEGオーディオファイル
(8) PCのエクスプローラを開き、 "iTunes Media"フォルダを確認する。
「iTunesライブラリ\iTunes Media\Music」フォルダ配下に、MP3変換した楽曲がアーティスト毎にフォルダ分けされてできている。このフォルダを新しく使うMP3プレーヤーにコピーしてやれば作業完了です。
ここで一点注意。以前、iTunesでフォルダ分けされた後で、ICレコーダ内のフォルダにて手動でフォルダ構成を変更していたりすると・・・例えば、「Unknown Artist」や、「コンピレーション」フォルダに入ってしまっていたアーティストを別のフォルダに移動させたりしていると、今回のMP3変換で、また元のフォルダ構成に変更されていることがあります。
このフォルダ構成の変更が面倒です。
以上が、iTunesを使用した音楽ファイルフォーマットの変換作業の全体的な手順です。
次回以降、それぞれの手順を詳細に見ていきます。