自分方位研究所

日々の活動記録

「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」を読んで、スクワットの正しいやり方を学ぶ

老後も自分の足で何処へでも行けるというのは素晴らしいですよね。
「スクワットだけすればいい」という題名に引かれて、手にとってみました。

著者はスポーツドクターで自律神経研究のお医者さんです。

ストレッチなどでお馴染みのスクワットですが、ただ単にひざの曲げ伸ばしをすればいいというものではなく正しいやり方があるのだそうです。

注意点は

・両足を肩幅に開き、両手を頭の後ろで組む
・背筋は曲げずにまっすぐ。前かがみにならない。腰は折らない。
・ひざは90度より曲げない
・ひざはつま先より前に出さない
・太ももに意識を集中する
・息を吐きながらひざを曲げ、息を吸いながらひざを伸ばす

本書にあるフォームを守って実行すると、今までこなしていた回数の半分もできませんでした。その三分の一くらいの回数でキツくなってきます。

また、最初から完璧なフォームは無理という人のために、椅子につかまったり、壁を支えにしたりして徐々に馴らしていく、スクワット6週間プログラムが紹介されています。このやり方でいけば、体が固い人でもやってみようかという気になるのでないでしょうか。

スクワットは足の筋肉を鍛えるだけと思っていましたが、それだけではないようです。

意外な効用として

・全身の筋肉を鍛える
・腰痛をケア
・冷え症改善
・認知症を防ぐ
・自律神経のバランスが整う
・免疫力がアップする
・便秘改善
・尿漏れ防止

これらは、スクワットをすることにより、筋肉が鍛らえ、血流がアップし、自律神経のバランスが整うために効果が期待できます。特に自律神経は深い呼吸をすることにより整えられるとのことなので、スクワットをするときには呼吸にも気をつけたいです。

本書では、どのようなしくみで、これらの効用が出るのかを詳しく説明されているので、健康維持管理にスクワットを続けようという継続力も期待できます。

正しいやり方をマスターして、是非続けていきたいと思います。