20年近く穿いたユニクロのズボン。横糸が出てきてずっとそのまま穿いていましたが、穿くときに横糸に足が引っかかってしまうので、裾部分を折り返して使っていましたが、意を決して繕うことにしました。
はみ出している横糸は切らずにそのまま縫い込みました。
同じような布があれば上から被せて縫っていってもよいのですが、手元に無し。なにより、布がゴツイので、二重にした布を縫い進めるのは手縫いでは困難な気もしました。なので、別の布は使用せず、現状の状態を「ブランケットステッチ」と呼ばれる縫い方で繕っていきました。縫った箇所は少し丈が短くなりますが誤差の範囲と言い聞かし、そのまま縫い進めました。
これが完成後。ざっくり感が出ていい感じになったと思うのですが・・・
裾部分を拡大。
「ブランケットステッチ」の図。単純にグルグル巻いていく「巻きかがり」よりもしっかり目に縫えるそうなので、このやり方で進めました。
ついでに取れかかっていたボタンも補強。四つ穴ボタンです。単純にグルグル巻きで糸を通していきました。
これは失敗。布地とボタンの間に少し空間を作らないといけないのに、ぴったりと付けてしまいました。しかも穴の位置と裏面から通す糸の位置がずれており、ご覧のとおりのでたらめ付けになってしまいました。取れないように丈夫に付ければいいというものではありません。
とりあえずこのまま使ってみて、どうしても具合が悪そうなら、一度ほどいてやり直します。
骨から外れた傘布の取り付けとか、ディパックの修理、ダウンジャケットの繕い、カーディガンの肘部分のパッチあてなど、直せる物は自分でやりますが、全て自己流なのでちっとも上達せず。一度、裁縫の学習帳か何かで、基礎的な縫い方だけでも勉強した方がいいのかもしれません。