2024年10月に英検2級、5回不合格という記録を作ってしまいました。
基礎力の無さにいい加減気付けばよかったのですが、ずるずるとここまで引っ張ってしまいました。
どうすれば良いかと途方に暮れていたところ、この本を発見。改訂版「絶対基礎力」をつける勉強法。和田秀樹著。
受験生が基礎力をつけようとすると、簡単な大学入試用の参考書や問題集に取り組むことを思いつきますが、それで伸びなければどうすれば良いのか。
本書は、大学受験を突破するにあたり、本当の基礎を固めるにはどうすればよいかを、英語と数学について、丁寧に解説されています。
英語の基礎に大学入試用、英検用の区別があるわけではないので、読み進めていきます。
先ず、基礎力の判定テストがあり、その点数によって、どのレベルから始めるか・・・中学レベルの学力があるか、数学については、小学生レベルの計算力があるのかまでを確認します。
基礎力が無いということであれば、英語であれば、中学英文法と単語からやり直しです。
ちなみにわたしの場合は、英単語 illの比較級、最上級が判らなかったり、happyの比較級の綴り間違っていたり、その他諸々で、文句無しに中学レベルからのやり直し組に振り分けられました。
この本の頼もしいところは、実際に学習していく参考書、問題集、単語帳を指定してあり、それらの使い方(毎日の学習や復習方法)をこれでもかというくらい細かく具体的に指導してくれていることにあります。
使う教材は以下のとおり。(英語だけ紹介します)
LEVEL1 中学英語を完璧にする速攻トレーニング
・SUPERSTEP くもんの中学英文法
・くわしい問題集 中学1~3年
・VITAL1700英単語・熟語
LEVEL2 入試長文の「読み方」を完全攻略
・高校 とってもやさしい英文解釈
・ビジュアル英文解釈PARTⅠ
・セレクト70英語構文
LEVEL3 入試必須の読解ノウハウを獲得する
・入門英文解釈の技術70
・速読英単語 入門編
ここまでやってようやく、絶対基礎力完成。志望校を目指すための学習の最低のスタートラインに立てるとのこと。
さっそく、LEVEL1の教材3冊を揃えようとしたのですが、「SUPERSTEP くもんの中学英文法」は2021年に新しい版数が発売されており、この改訂版「絶対基礎力」本と少し内容が異なります。改訂版という題名が付いてはいますが、2013年発行ですので、そのあたりは注意が必要です。
また、「基礎力の判定テスト」で合格判定が出た人向けにだめ押しで、英語力の「簡易診断表」も載せてあります。以下に引用しますね。p44です。
この表の10個の質問項目で「Yes」が6個以上あれば、ためらわずに「くもん英文法」からスタートしなさいとのこと。
対象レベル簡易診断表
01.中学のころから英語が苦手で、成績もずっとよくない。
02.中学時代、試験範囲の英文を丸暗記したことがない。
03.模試では英語の偏差値が50を切ることがある。
04.形容詞と副詞のちがいがよくわからない。
05.自動詞と他動詞のちがいがよくわからない。
06.句と節の違いがよくわからない。
07.study, stop, speak の過去形を正しく書けない。
08.42ページの2の英文の誤りがわからない。
→ She is drinking milk every day.
09.'He made her cry.' を正しく訳せない。
10.'I have little money.' を正しく訳せない。
以上です。わたしは笑ってしまうくらいほぼ「Yes」。文句無しに「くもん英文法」からやることになります。
道のりは長いが、頑張ります。