今まで陶器のタイル貼りで車両進入禁止だった場所を、コンクリートに変更したので車両が駐車できるようになりました。
デイサービスの送迎や、身障者用車両に使ってもらおうということで、車椅子マークのシールを貼ることになりました。ペイントだと大変ですが、シールなら素人でもできるだろうとの考えです。
用意したのは以下。車椅子マークのシール(縦400mm×横300mm×厚さ0.33mm)、接着剤(プライマー)、ハケ、マスキングテープ、ゴムハンマー。
接着剤拡大図。シャーピープライマー。150ml
車椅子シート自体にも裏面の保護シートを剥がすと糊がついていますが、ざらついた路面などに確実に接着するにはこのプライマーが必要です。
では作業開始。貼り付け位置を決めたら、マスキングテープにて印を付けます。プライマーを塗る範囲を明確にするためです。
プライマーの缶蓋を開けていきます。この金属製のキャップを親指で押したらパカンと音がして開きます。
金属製のキャップを開けると、さらにビニール製のキャップがはめ込まれていました。
車椅子シートを移動させて、テープの枠内にプライマーを塗っていきます。
買ってから気がついてのですが、プライマーの口の大きさに対して、はけの幅があり過ぎ。缶の内部に刷毛が入りません。なので、プライマーの缶を傾けて、刷毛に注ぐような形で、少しずつ塗っていきました。
8分目ほど使って塗りきりました。テープの内側にもプライマーが入り込んでおり、きれいに枠内のみというわけにはいきませんでした。
塗り終わって、触っても接着剤が手に付かないくらいにするため、30分程乾かす必要があります。
30分じっと現場で待っているのは暑いし、辛いので、
カラーコーンを置くことにします。最初2つでいいかと思いましたが・・・
念のため。四方に置きました。
塗り終わって40分以上経過しました。指先にマスキングテープを巻いて、接着面を触ってみます。オーケー。べたつき無し。触ると、プチプチ音がします。接着面の空気が入り、小さな気泡が無数に出ています。
では、貼り付け開始。車椅子シートの裏面の保護シートの一部を剥がして路面に当て、少しずつシートを剥がして、空気が入り込まないように貼り付けていきます。
貼り付け完了。しかし路面はでこぼこしており、まだ路面との間にはスキマがあります。
また、四方に貼ったマスキングテープは、もう不要なので剥がします。特に路面にくっつくこともなく、すんなり剥がれました。
ここから、ゴムハンマーの出番。車椅子シートと路面が密着するようにゴムハンマーで叩いていきます。自転車のパンク修理のゴムパッチ貼りと同じ感じ。
車椅子シートの表面を保護する目的で、シートの裏紙と包装されていたビニール袋をあてがい、バンバン叩いていきます。特に四隅は念入りに叩きます。
叩いた箇所は、路面のでこぼこがシートに浮き上がってくるので、平らな部分があれば、そこはまだ叩いていない証拠。平らな部分が無くなるまで、ひたすら叩き続けます。
叩き終わって接着完了。プライマーを塗る範囲を、シートよりも一回り大きくしたため、周りがプライマーで黒くなっています。乾いたら透明になるのかなと思っていましたが、どうもそままみたい。このあたりに素人仕上げが出てきます。
とりあえず、これで作業完了。剥がれてこないことを祈ります。