最近の新聞に、「2030年には、高齢者の7人に1人が認知症になる」との記事が出ていました。
厚生労働省研究班が5月8日に推計を発表したとのことで、それを受けての新聞報道です。
以下、私の思い込みで書いておりますので間違い等あると思います。ご注意ください。
高齢者って何歳からなのでしょうか。
法律によって、高齢者の定義は変わるようですが、一般的には65歳以上を高齢者と定義しているようです。 えーっ!そうなの?まだ若いやん! と天を仰いでしまいそうになります。
それで、その認知症が増えているよという新聞報道ですが、認知症になった人の介護者の数が足りないので、治療薬やAIなどテクノロジーを利用して対策が進められています。とのことでした。
科学技術の発展が認知症に役立つのだなぁと読み流して終りですが、実際問題として、なぜ認知症になるのかについて、殆ど触れられていません。
癌患者が増えている理由もこのような扱いかなぁ。
厚生労働省の資料をみても、認知書の原因は、ざっくり
・老化
・病気(生活習慣病を含む)
・ストレス
以上。という感じを受けます。
この、病気に至っては、「アルツハイマー症が認知症の原因」とか書かれていたりして、そしたら、アルツハイマー症の原因は何ですかという疑問が出てきます。
政府の認知症対策でも、認知症ありき。認知症になって当然という前提で話がすすめられており、70歳になってからの食事の摂り方とか・・・時期的に遅いでしょう。もっと若い世代から食育しないと。
食事についての注意も、栄養もあるものをまんべんなく等、当たり障りのないことしか書かれていません。
といっても、経済を回していくにはこれは仕方無いこと。
危険な食べ物は、これだ!とか実名で出したら、その生産に係わっている人たちの生活を脅かすことになります。
添加物大国日本で、店頭にあるものを何も考えずに買っていると、必然的に添加物まみれの食品を食べることになってしまいます。
かく言う私も、ちょっと前までは何でもドンドン。添加物は必要だから使われているのだと認識しておりました。特に気にすることも無し。価格が安ければよし、美味しければなお良し!
私の母親(84)を観察していると、認知症診断前は、
毎日のウォーキング。2階へ洗濯物を干すための自宅の階段の上り下り。体は柔らかく、前屈して手のひらがペタンと床につきます。歩くのも早い。
ストレスもなさそうでしたが、唯一気になったのが、食べ物でした。
添加物とかには無頓着で何でも食べていました。
認知症と診断される頃には、食欲が無いと言って、甘いものをごはん代わりに食べているような状態でした。チョコや、菓子パンなど・・・
にわとりと卵の話ではないですが、認知症になったから、チョコや、菓子パンなのか、チョコや、菓子パンだから認知症になったのか、よくわかりませんが・・・
いつからこんな食事に・・・
食べ物の他にも認知症の原因は沢山あるのかもしれませんが、政府がその原因を無くしていくことは無いと思います。あくまでその対処。癌対策も以下同文。
生産も食事も医療も、あらゆることが上手く(かどうかは疑問ですが)回っているので、あえてその回転を止めるようなことはしないでしょう。
個人が自分で考えていくしかありません。自分の身は自分で守る。
今回もまとまりがあったかなかったか。
以下参考サイトです。