交換する断熱キャップは、LIXIL社製 (INAX) PK-A-1898 (水栓本体の型名は SF-5420S)
今回、これを交換します。
まず、整流口(銀色の網)を取り外します。これは軽いので、ネジ山が殆ど崩壊した状態でも付いています。手で回して外します。
半分以上、ネジ部分がありません。このネジが無い方に力が加わっておりました。トレビーノカセッティを長年取り付けていた結果です。
下から見ます。ネジ部分殆ど無し。
ラジオペンチで整流板を抜きます。(私は先に整流板を抜いてしまいましたが、取説では、先端のEリングを取り外した後に抜くようになっています)
次に先端の断熱キャップカバーを取り外します。
スキマに精密ドライバー(マイナス)を差し込んで、グイッとねじります。少しスキマが開くのでグリグリやると取れます。
先端に差し込んであるEリングを抜きます。
マイナスドライバーで引っかけて、上の方向に少しずつ動かしていきます。
Eリングが外れたら、断熱キャップを手前に引き抜きます。
新旧並べてみました。
古いのは、ネジがボロボロです。
次に、Oリングを外します。ゴムの輪です。手前が小さめ、奥側が大きめになっています。
外しました。
奥の方のゴムは黒く汚れています。
新しいのを取り付ける前に、先端部全体をたわしできれいにします。
気休めですが、少しはきれいになったでしょうか。
下から覗く。
では、取り付けに移ります。
まずOリングの取り付け。大きめを奥、小さめを手前に装着。
左横から見た図。
では次に断熱キャップ本体を装着。
グイッと奥まで差し込みます。Eリングの取り付け溝が出てくるまで。
Eリングを取り付けます。溝に沿って下へ押し込みます。
はまりました。
続いて整流板を取り付け。
水を出してみました。特に問題はありません。
下から見る。
下から。
ピンボケですが真下から。
左斜め下から。
断熱キャップカバーの取り付け。
先に上をはめて・・・しかし下が入らない!
この状態で、板切れで叩くとキャップが飛んでしまいます。
衝撃でキャップが飛ばないように、マスキングテープで固定。断熱キャップカバー正面から板切れで叩きました。
一撃ではまりました。
網の整流口を取り付けて出来上がり。
長年の夢。断熱キャップカバーの取り替えがようやく実現しました。