自分方位研究所

日々の活動記録

いしかわゆき著「書く習慣」を読んで、ブログ投稿の心理的ハードルが、グッと下がりました。

いつも見に来ていただいている方は、お気づきかもしれませんが、ここ何週間か、このブログに、(作成中)・・・で放置する記事が無いと思いませんか? (知らんがな) 

それは、この本、いしかわゆき著「書く習慣」のおかげなのです。
(って言ったとたんに「作成中」が出たら、それはご愛嬌。私の場合は隔週刊ということで、お許しください)

2021年9月に発売されました。Amazonのkindle読み放題でも読むことができます。

この本の何がブログ投稿の心理的ハードルを下げてくれて、「作成中」が無くなったのかというと、以下の3点。

  • なにもない日は、「なにもない」ことをネタにする。
  • 出来事だけでなく、感じたこと考えたことをネタにする。
  • 投稿する内容が「有益か無益か」は自分では決められない。読者が判断する。

今までは、悩みに悩んで、うわー。今日は書くことないわー。でも何か投稿しとかんと・・・ということで、日付が変わる間際に適当にお題を考えて「作成中」で、その日の投稿をしのぐというやり方が多かったのですが、投稿方針を日記でもかまわんということにしました。(いや、実際のところは今までも「日記」が殆どなんですけど、自分的には、何か記事らしいお題にしないと・・・という考えがありました)

ということで、お題を考えてウンウン唸って時間切れということが無くなりました。

 

簡単に本書を紹介しておくと、著者は、会社員からライター業へ独立されており、独立以前から、その日常を ウェブサービスのnoteやブログに投稿したものをまとめたのが本書の元になっているそうです。

対象読者は、著者によると

  • ライターになりたい人
  • 文章をうまく書けるようになりたい人
  • なんでもいいから発信したい人
  • 人生をもっと楽しみたい人
  • よくわからないモヤモヤをなんとかしたい人

要するに、書くことを続けていけば、誰だって人生良い方向に開けていきますよということ。

何書いてええかわからへん、書くことなんて何も無い。という人から、書いてはいるが継続できないという人が、どうすれば書くことが習慣化できるようになるかということが前半で語られていきます。Twitterを習慣化に使う方法も。

いやー、自分は文才がないから何も書けないよー。と言う人に向かっては、文才が無いと気づけるほどたくさん書いたのか。と手厳しい一言も。

また、著者が、参考文献として引用しておられる本についての箇所を紹介すると、

古賀 史健著 「20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)」より

「はっきりと言っておこう。自らの才能を問う人は、"あきらめの材料"を探しているだけだ。もっと言えば、夢をあきらめる "言い訳" を探しているだけだ。」

(引用ここまで)

ページが進むにつれ、共感される文章の書き方、書くことを続けていけば、どんな良いことが待っているのかなど、著者自身の経験からわかったことなど、あ、これならできるかもと思えるアドバイスが沢山あります。

2~3ページ毎にポイントがまとめられ、読んだことが頭に残りやすい構成になっているのも特徴のひとつ。

あと、笑ってしまったのが、投稿した文章のまとめ文について。「いかがでしたか?」は、「知らんがな」と思われるので、絶対に使うなとのことでした。

以上、いかがでしたか?

 

以下、著者のブログへのリンクです。
ブログ、Twitterの投稿でお悩みの方、何かヒントがあると思います。記事数目茶滅茶多いです。それをまとめたのが本書ということで。

note.com