自分方位研究所

日々の活動記録

「物語を作る人のための世界観設定ノート」を読む

久しぶりに英検と関係の無い本を図書館にて借りてきました。

その昔、アドベンチャーゲームブックが好きで、ゲームブック全盛期の頃は、お気に入りのシリーズで新刊が出るたびに購入していたものでした。

先日、今も売っているのかなぁとネット情報を見ておりましたら、この「世界観設定ノート」なるものがあることを知りました。

自分でゲームブックを作るもの面白いかもなぁ・・・と図書館本検索システムのカーリルで検索してみたところ、自分の市の図書館でも借りられることが判明。さっそく予約し、借りてきました。


「-物語を作る人のための- 世界観設定ノート」
この本は、本書に直接書き込んでいくワークブック形式となっています。
対象読者としては、自分でファンタジー小説やゲームを作成する人が、その物語を作り上げていく世界観の設定を、項目ごとに洗い出し、明確化していく手助けをしてくれます。この本を利用すれば、無理なく漏れ無く、自分の世界観を作り込んでいくことができます。

具体的に、世界観とは何ぞやというと、本書で扱っている分類を紹介すると、自分が作り出す世界についての歴史、文化、宗教、国家、階級、地形・気候、食べ物、人口、村・町・都市・国・他地域との関係、経済、技術の発展、ファンタジックな存在
を明確にしたものです。それぞれの項目について、具体的に何を決めていけばよいのかが詳細に説明されています。

中世ヨーロッパの世界を元にして解説されていますが、実際に書き込んでいくワークブックページでは、

・異世界
・近未来
・現代
・遠未来
・学園都市

について、それぞれの世界観をどう決めていけば良いのかを書き込んでいくことにより、頭の中でもやもやしていたものが明確になっていきます。

自分でファンタジー小説を書き、新人賞に応募される方も、執筆の前段階として、本書を利用して世界観を明確にしておけば、物語の破綻、矛盾などの行き詰まりを極力排除できるのではと思いました。

また、ファンタジージャンルだけでなく、歴史小説、SFの執筆などにも、物語を矛盾なく書き進めるために利用できるような気がします。

 

図書館で借りてきたので、本文に書き込むことはできませんので、別にノートを作り書き込んでいくことにします。

と言っておきながら何なのですが、英検を控えており、合格した暁には本書を利用して、新たな物語世界を構築していきたいと思います。
(明日やろうは・・・・)

 

ご参考までに、著者 鳥居 彩音 氏が代表取締役社長である 株式会社榎本事務所のWEBサイトをご紹介しておきます。

enomoto-office.com