自分方位研究所

日々の活動記録

ラバーカップで洗面台の排水管のつまりを除去する。

洗面台の配水の具合がよろしくないので、先ずはクリーナーの薬品で除去を試みました。

最初は、写真右端の発泡性のパウダー。用途は、パイプのヌメリやニオイの除去とあり、つまりの除去用ではないようです。
排水口に流し込み、一晩おきました。が・・・目に見える効果はありませんでした。もともとニオイは無かったので・・・

次に、髪の毛も溶かすという液体クリーナーを使用。これは流し込んでから15分~30分の後、水で流すというもの。
クリーナーを流し込んでから40分放置し、水で流しましたが、ちょっとは解消された気もするが・・・ という程度。

その次、そういえば、定期的に実施するマンションの排水管清掃で、吸引式の装置を排水口に当て、押したり引っ張ったりしていたのを思い出し、トイレのラバーカップが使えないか試してみようと思い立ちました。

トイレで使おうとして結局使わずじまいだったのを使うことにしました。購入からもう10年以上経過しています。たしか東急ハンズで購入したと記憶しています。
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裏からみた図です。ラバーカップって呼ぶのでしょうか。その名のとおりゴム製です。

先端がしぼんでいて排水口に密着しそうな気がします。
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使ってみましたが、ゴムの劣化は見られずちゃんと使えました。
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真空式のパイプクリーナーでは、引く方に重点をおくようなのですが、このラバーカップでは、押す方に力を入れるしかありません。

先ず、これでいいのかどうか、排水口のふたを閉じ、水をある程度ためます。
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次に、排水口のふたを開け、同時にラバーカップを思い切り押し下げます。
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すると、洗面台の水のオーバーフロー用の口からヌメリのある茶色い物体が吐き出されてきました。排水口が詰まっているので、その空気の吐き出し口として、ここから飛び出してくるのでした。この写真は作業のあとで撮影したので写っていません。
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本来は、ここをふさいで、空気のもれを無くして、排水管のつまり本体に圧力をかけなければならないのですが、当初はわけもわからず、とりあえず、飛び出してくる物体が無くなるまで、水をためてはラバーカップで押し出しを繰り返していました。

何回かやると何も出てこなくなり、配水口もきれいになっていました。
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次はここにペーパータオルを詰め込んで今までと同じことをやってみます。
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突っ込んだだけでは、ポンっと飛び出してくるので、手でおさえておきます。左手で、ペーパーをおさえて、右手でラバーカップを操作します。

ガムテープなどでおさえた方がよかったですね。
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なんどか同じ動作を繰り返し、様子を見てみることに。

すると、詰まりが解消されていました。水を勢いよく流しても洗面台にたまってきません。
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蛇口からの水はそのまま排水口に吸い込まれていきます。
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というわけで、詰まり解消しました。今まで、配水具合が悪くなるたびに、液体のクリーナーでだましだまし使ってきて、2年に一度のマンションでの排水管清掃で詰まりの除去という流れを繰り返しておりました。
持っているのに、どうしてもっと早くにラバーカップの使用を試さなかったのかが悔やまれます。

でもこれで安心。いつでも自分でできることがわかりました。

 

2021/3/11 追記。

昨日に続き、念のため、上側の溢れ防止の排水口をガムテープでふさいで、再度ラバーカップでポンピングを実施しました。水を流しつつ。
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何度か激しめにポンピングした後、ガムテープを剥がしてみました。

テープの接着面を触ってみましたが、濡れていませんでした。
昨日、最初はここから水が飛び出してきましたが、今は空気圧が全て排水管のメインルートに抜けていることになります。
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さて、次回はいつ実施することになるのか・・・できればワイヤーを入れて掃除したいところですが、そのときにまた考えることにします。