自分方位研究所

日々の活動記録

「パブロフくんと学ぶ はじめてのプログラミング」 を読む

VBAは何とかコードが書けますよと思っている自分ですが、はたしてどれだけ基礎的なことを理解しているのか。ちょっと気になったので確かめるべく手に取りました「パブロフくんと学ぶ はじめてのプログラミング」

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犬のパブロフくんにプログラミングとは何かということを講師が教えるという内容で、C言語(シーげんご)/ Java(ジャバ) / VBA(ブイビーエー)/ 演算子(えんざんし)/ 拡張子(かくちょうし)・・・ というふうに用語にもルビがふってあるので、小学生高学年・・・うーん、中学生くらいからなら読み進められるのではないでしょうか。

日商プログラミング検定のBASICレベルに対応しているとのことで、巻末には、本書で学んだことの確認テストも掲載されています。

日商プログラミング検定の「BASICレベル」とはどのくらいのレベルなのでしょうか。
日商プログラミング検定のウェブサイトによると、レベルは、EXPERT / STANDARD /  BASIC / ENTRY の4レベルあり、本書のカバー範囲である「BASICレベル」は

プログラミングに関するITの基本知識、簡単なアルゴリズムについて問う
(プログラミング学習の基本)
企業人の素養として求められる、プログラミングの基本知識を習得している

とのことです。

うーむ。企業人としての素養!中学生ではちと早いのかな?

 

本書はA5サイズ 177ページで、プログラミングをまったく知らない人が読んでも、プログラミングとは・・・ということが理解できるのではと思われます。

プログラム言語の種類については、PytonやJavaScriptなど、よく使われている言語とどのような用途につかわれているかを軽く説明した後、C言語/Java/VBA の3言語については、簡単なコード解説があり、ただの英数記号の集まりとしてしか見えなかったソースコードが、実際はどのような意味なのかをざっくりと知ることができます。

流れ図についても、順次構造/分岐/ループ 等 の主要処理も取り上げています。

10進数-2進数間の変換などは情報処理試験を思い出しました。

本書の巻末の試験対策テストを先ずやってみたのですが、
2進数と補数 については、すっかり忘れておりました。
そもそも、補数って何だったっけ?というありさま。

「-2を8ビットの2進数で表せ

という問題には答えることができませんでした。

もちろん、本文をしっかりと読み、勉強し直しましたよ。

 

本書の対象読者としては、
・これからプログラミングをやってみたいけど、どこから手をつければよいのかわからない人。

・日商プログラミング検定のBASICレベルに挑戦する人

といったところでしょうか。

私もパブロフくんと学ぶことができました。

 

以下、ご参考までに。

著者の よせだあつこ氏はスマホアプリ開発販売会社willsi株式会社の取締役。

willsi社のwebサイトは以下のとおり。

よせだあつこ氏は、公認会計士でもあり、「会計士の履歴書」というwebサイトで、著者のキャリアなどを知ることができます。

以下の「会計士の履歴書」トップページをスクロールして、中程に「履歴書検索」がありますので、その中の 「フリーワード検索」のテキストボックスに著者名の「 よせだ 」を入力して検索すると、著者の履歴書的なことがらを知ることができます。