canon ip2700 プリンタに、互換インクを使用して、使い続けておりました。
canon ip2700はプリンタヘッドとインクタンクが一体型ですが、互換インクを注入するには、このインクタンクに穴を開ける必要があります。
ということでこの10ヶ月ほど、互換インクを注入して使用しておりましたが、「インクがなくなりました」のエラーは出ずに使い続けていました。
なのですが、本日、モノクロ印刷にて40枚ほど連続印刷をしていたところ、急に「インクがなくなりました」のアラートが表示され印刷が止まってしまいました。(1枚分をちゃんと印刷完了してから)
連続印刷したからかと思い、先日何度目かの互換インク注入をしたばかりでインクは残っているはず。・・・とは思いましたが、再度注入をしてみると、満杯なのかすぐに穴からインクが溢れてきます。ヘッドの下に敷いたティッシュペーパーもインクで真っ黒です。
再度、プリンタにカートリッジをセットして印刷を始めると、同じエラーが表示され、印刷が進みません。
プリンタ本体のランプ状態を確認すると、電源ランプは緑点灯。エラーランプは点滅しています。点滅回数を数えると、16回点滅して消灯。の繰返し。
エラーを解除するには、リセットボタンを5秒以上押し続ければよいとのことなので、そのとおりに。
オレンジランプの点滅は消え、電源の緑ランプが数回点滅して
電源の緑ランプが常時点灯するようになりました。
この状態で、印刷を開始。
すると「インクカートリッジの取り付けまたは交換が行われました。」の表示が出たので、「OK」ボタンをクリックして印刷を始めます。
インクタンクの残量表示ですが、 ip2700の取説によると、「インク残量検知機能を無効にすると、プリンター状態の確認画面でインクタンクがグレー色に表示されます。印刷が終了したらすぐに新しいインクカートリッジに交換してください。」とのこと。
確かに、タンクの右側(ブラック)は空っぽの状態。
ただ、左側のカラータンクの方は、互換インクを注入して満タンですが「インクが少なくなっています」の表示が出ています。
私、ずっと勘違いしておったのですが、これは、プリンタが実際のインク容量を検知しているのではなく、そのカートリッジで印刷した回数(みたいなもの)をカウントしており、同一カートリッジを使い続ける限り、この印刷回数が上限に達すると、インク残量ゼロとしてエラーを出しています。(カートリッジには固体識別用のICチップが取り付けられているため)
今後カラー印刷を続けていくと、そのうち、カラーのカートリッジも「インクがなくなりました」のエラーが出てくることでしょう。年末の年賀状印刷あたりで出そうです。