Japanist(ジャパニスト)は、富士通が開発・販売している日本語入力ソフトウェアです。製品の種類は、Windows10専用の「Japanist10」とそれ以外のWindows OS用の「Japanist2003」が存在します。
Japanist2003では、Modern UIアプリへの日本語入力ができませんが、それでも2019/5/31に、日付を新元号(令和)に対応させるパッチが出ています。(版数は V3.0 L10 rel.318)
私のPCはWindows10なのですが、今までJapanist2003を使用しておりました。
Modern UIアプリに対応していないので、新しいブラウザのMicrosoft_EDGEや、時計アプリの「アラーム&クロック」などへの直接の日本語入力はできません。そのため、メモ帳などで入力した日本語をコピペして使用していました。
Modern UIアプリで日本語入力を必要とする場面がそれほど多くないのと、常時使用しているブラウザ chrome では問題なく日本語入力ができていたのでJapanist2003を使い続けていたというわけです。
ここで、Japanist2003での日本語変換の様子をお見せします。
といっても普通に入力した文字とその候補が出ているだけですので、確定すれば、その文字が表示表示されます。Japanistのツールアイコンも表示されています。
次に、Microsoft_EDGEへの入力例です。
日本語が打てません。「ほんじつ」と日本語で打とうとしているのですが、アルファベットで「honnjitu」としか表示されません。
アラーム&クロックも同様です。
それなりに、だましだましJapanist2003を使っていたのですが・・・
Google Chromeを言われるがままに更新して最新版数「 75.0.3770.80(Official Build) (64 ビット)」へ変更したところ・・・
その直後から、Google ChromeでのJapanist 2003の動きが変になりました。
文字入力しているフォーム等の入力カーソル位置ではなく、画面一番下のタスクバーのすぐ上に、変換時の候補文字が出てきます。何か日本語変換出始めのワープロソフトのようです。目線を上下に行ったり来たりさせる必要があるので、めちゃめちゃ打ちづらい。
これは検索時だけでは無く、ブログの投稿などで、入力フォームに文字を打っていくときも同じです。 入力箇所が、ディスプレイの左下にあれば、なんとかギリギリガマンできますが、大体は離れていますから。
というわけで、chromeがこうなってしまったからには、Japanist2003を使い続けることができません。Japanist10 に乗り換えることにしました。