昨日取り上げた、S・J・スコット著 「人生を大きく変える 小さな行動習慣」の269ページに、ハッと気になった言葉が載っていましたので紹介します。
投資家のウォーレン・バフェット氏が語ったとされるお話です。
要点は、「数年のうちにやりたいことを25個リストアップして、その中から最優先事項を5個選ぶ。そして、その5個をやり遂げるまで、残り20個は、絶対に手を着けてはならないというものです。最優先事項完遂の妨げになるということで。」
よく自己啓発書で、やりたいことを100個書き出すとかいうアドバイスがありますが、最終的には、数個に絞り込み、それだけに集中する。あれもこれもと手を広げていくと、最優先としていたことの完成時期がどんどん後ろに伸びていくという教訓ですね。
確かに自分の行動を振り返っても、目標とすることが多過ぎます。10年前から言い続けていることが成し遂げられずに、未だにTODOリストのトップに君臨しています。その後には、お馴染みの常連目標が、順位を微妙に変えて並んでいます。
やり方を変えないと、10年後も同じTODOリストを眺めていることになりかねません。ちょっと真剣に考えないと、この先とんでもないことに・・・