ノートPCのキーボード。外付けキーボードを使用しているため、使っていません。なのでこの上のスペースを有効利用したいです。てっとり早くやるには、この上に空き箱をそのまま乗せればいいのですが、熱の問題や、誤ってキーが押されるのでは・・・などと余計なことを考えて、キーボード上の面積をそっくり小物トレイにすることを考えてみました。
キーボードです。このキーボード上に、同じ形をしたトレイを作成し、乗せることにします。
先ず、型紙取り。トレイを支える支柱を複数本取りつけるので、その取付位置を確定するため。キーを押さないように場所決めします。
実際のティッシュボックスの加工(切り取り工程)については、以下の記事をご参照ください。糊付け手前までの作業について紹介しています。この切り取り作業のあと、しばらくそのまま放置しており、今回ようやく作成のはこびとなりました。
ティッシュボックス4個使用します。それぞれの、底の部分(ティッシュペーパーの取り出し口の無い面を、高さ2センチほどに切り取ります。木工用ボンドで、ティッシュボックスを2個、幅がキーボードと同じになるように張り合わせます。
できたパーツを全部つなげます。
その上にひっくり返した型紙を貼り付けます。
貼り付けた箇所が乾くまで、洗濯ばさみで固定します。
次にスペーサを作成します。ティッシュボックストレイの足になります。これも、ティッシュボックスを切り取って余った部分を利用します。
適当な大きさに切って、曲げやすいようにカッターナイフで切り込みを入れていきます。
トレイ本体の底部分と接着するための余白を取ります。
線を引いた箇所にナイフで切り込みを入れます。
一度丸めて、形を整えた後に、木工用ボンドを少量付けて、丸めていきます。
こんな形で多数作成します。
これを仮置きで位置を決めていきます。キーボード本体と、タッチパネルの部分を避けて配置します。
実際に糊付けした後は、ところどころ、浮き上がったりしていますので、適当な重さの重りを、完成したトレイの上に乗せていきます。重量でつぶれない程度の重さで。
横から見て、全部の足がちゃんと机面に接地しているか確認します。
新書と文庫を数冊。乗せています。この状態で、一晩おきました。木工用ボンドを使っているので、乾くのに時間がかかります。
完成したトレイを裏返して見たところ。
では、キーボードの上に乗せます。
よく見ると、奥の方のヘリがディスプレイの下部にかかっています。この部分をカットしなければなりません。
カットしました。これで、トレイが邪魔にならず、ディスプレイもちゃんと見えます。
できました。
早速使用します。重量物は置けません。ペンや小型電卓、定規などを置きました。
余裕があれば、きれいな紙を貼ったりして楽しめるのですが、とりあえずこのまま使っています。
PCの電源は、このキーボード面の左上にあります。 なのでPCを起動するときは、トレイを少しずらして、電源ボタンを押します。トレイ本体が少々キーボードからはみ出しても、支えるスペーサが沢山あるので、「ガタン!」とずり落ちることはありません。
なかなかいい感じで使えています。筆記具が机上に散らばら無くて済むようになりました。