半月ほど前。生活習慣病検診なるものに行ってきました。軽めの人間ドックみたいなものです。
病的な生活習慣をチェックしてくれるのかといえば・・・採血したり、バリウム飲んで胃のレントゲン写真撮ったり、お腹回りを計ったりと・・・
それはいいとして、生活習慣病。
病的な生活習慣。過食に運動不足。体重の増加。
体重を減らしたいのであれば、摂取カロリーよりも消費カロリーを増やせばよい・・・というわけで、運動したりするのですが、食べすぎた分を運動で消費しようとすると、とんでもなく運動しなければなりません。例えばランニングなら10キロ以上とか。
もっと楽にできないかなぁ・・・それなら食べなければよい。
一食抜くというのはどうでしょう。これが一番てっとり早い。
ランニング十数キロと同等の運動をしたことになります。
辛くてできない?
ではおやつの量をへらすのは?
これも辛くてできないか。
食事もおやつも、習慣になってるからやめられない。
これを切り崩していくには並大抵の気力では太刀打ちできません。
生活習慣恐るべしです。
会社でも、いつもの時間になるとコンビニに行く人は結構います。
そして買ってくるものもほぼ毎日同じ。
誰からも命令されることなく自発的に行ってしまいます。
習慣なので体が勝手に動きます。
わかってはいるけどやめられない。
わかっているのでやめられるようにするにはどうするか。
これはレコーディングダイエットを実行すればいいのではないでしょうか。
レコーディングダイエットについては、岡田斗司夫著「いつまでもデブと思うなよ」に詳しいですが、出版されたのは2007年。もう10年も前になります。
この本、著者がリバウンドしたこともあって、Amazonの書評では散々な書かれようですが、私は素晴らしい本だと思います。
私は実際にやってみて効果絶大でした。
この本の通りに、食べたものを記録していくと、本当に食べる量が減っていくのです。
食べたものと、そのカロリーを一日単位で累積計算していくのですが、夕方になるにつれ、摂取カロリー累積数値はどんどん上がっていきます。
その数値を書き込んで眺めていると、もうこれ以上数値を増やしたくない!と思うようになって少しづつ、摂取カロリーが減っていきます。
なにより、食べるときにその食品のカロリーを確認して記録するので、長く続けていると、カロリーの高い食品には手を出さないようになります。
そんな訳で、ある程度の期間、記録を続けていくと、余計には食べない・・・という習慣が出来上がってくるのだと思います。
記録したり、しなかったりを1年ほど続けて、その後は記録を止めてしまいましたが、摂取カロリーは低めになって、ドンドン食べるという習慣は無くなってしまいました。
自分で体重をコントロールできるというか、食べすぎたかなと思うと、昼食を抜いたり、少なめにしたり、ということが自由自在にできるようになりました。
レコーディングダイエット。
ダイエットだけでなく、他のことにも適用できると思います。
記録することはいいことです。
自分の行動を認識させてくれます。