バーバラ・シェール著 本当に好きなことをして暮らしたい! (VOICE新書)
第6章。あなたを引き止めるものの正体 (10秒でもやる気が起きないときは?)
一日に、今すぐできる最小限の時間だけやればよいというのが、継続させる秘訣ですが
短時間、たとえ10秒でもやる気が起きないときはどうするか。
これはもう、時間がないことは言い訳になりませんが、とにかくやりたくない。
やりたいのだけど、ほんの少しもやりたい気分が出ないときは、著者はこう言っています。
「今日はやりたいことは何もしない」と宣言する。
可能であれば、声に出して自分自身に向かって「今日はこれはしません」と宣言する。
自分の意志でやらないことを選択している状態が大切。
やる気が起きる日まで、何度でもこのように宣言する。
そして十分な日数が経過すると、ある日、すんなりとできる日が来ます。
ただし、無理は禁物。少しの時間から始めること。
「少ない量を愛する」
「全身全霊でそれを愛する」
少しやることが楽しみになるまで少しずつ実行していきます。
しかし、それでも忘れてしまったら。
風邪で寝込んでしまい、「今日はしません」宣言さえできない日が続いたら・・・
一週間も忘れた状態だと
「もう一度始めたって、また忘れるだけだ。こんなの始めても意味が無い」
このような気持ちになるのも「抵抗」の仕業。
こうなったら、また、始めればいい。「今日はしません」宣言。
忘れないような仕組みを作っておくのも一考。
カードに書いておいたり、留守電に入れておいたり。
毎日机に向かうのなら、机の上にやることを書いたカードを置いておく。
とにかく思い出したら、もう一度始める。
自分が忘れたことに気づいたら、何度でも再開する。
以上です。