自分方位研究所

日々の活動記録

映画 リトル・フォレスト を観る

映画のリトル・フォレスト 。Amazon Prime Videoにて観賞。夏秋 と冬春 を 続けて観る。2014年~2015年公開の映画。原作は2002年から月刊の漫画雑誌に連載されていたようで、こちらもノーマーク。今の今までまったく知らず、Amazon Primeで出ていなかったらこれから先、アンテナの低い自分に見つけることができたかどうか・・・ とにかく観てよかった。通しで観て、それから料理の場面だけを観たり、会話の部分だけを拾って観たり。

いち子(主人公の女の子)、何処かでみたことあるなぁ・・・と思い出してみると、2013年に観た映画「俺はまだ本気出してないだけ」で、堤真一さんの子供の役の女子高生を演じていた橋本愛さんだった。このときの映画での台詞は、あまりなかったけれど、リトル・フォレストでは全編通しての語り。

物語は、「東北地方の小さな集落」での季節の移り変わりと、そこで農業を営む女性の日常を描く。四季を映す映像はとてもきれいで、「過酷な自然との戦い」的な表現はなく、農作業でさえ絵になる。

観終わったあとも、ほっこり感があり、明日への活力が養えた。本当の農作業は、もっとつらい厳しいことが無数にあるのだろうけれど、実作業の記録映像ではないので、これで良し。 

米や野菜の作り方、イワナや鴨のさばき方なども、主人公の日常を描くことで教えてくれる。普段、スーパーで簡単に手に入る野菜も、頑張って作っている人がいるからこそのものだと気づかせてくれる。 いつも野菜を送ってきてくれる妻のお父さんの苦労も改めて知ることとなった次第。

 

主人公いち子の語りと、その合間にはさまれる村の人たちの会話。・・・

映画全体を通して、NHK-FMのクロスオーバーイレブン のような感じを受けました。どこが?・・・ いち子 の全編を通した語りが音楽で、村の人との会話が、音楽の合間に入る津嘉山正種の語り。ちょっと違うような気もするけど、「ふと 雰囲気が 似ているような 気がしていたので ある」

 

写真は今日の夕暮れ(2018/10/28 午後5時) 。マイ・(借景)・リトル・フォレスト。
f:id:k-emu:20181024231045j:image