HUAWEI P9lite を使用していると、いつの間にか、画面ロック時にはLINEの通知が来なくなっている状態になることがあり、「ロック画面のクリーンアップ」 と 「メモリクリーンアップ対象外」の関係について調べてみました。
HUAWEI P9lite のホーム画面 (上の図)で「端末管理」アイコン(丸で囲んだアイコン)をタップすると、
(表示画面1) パーセントの数値がドンドンカウントアップされて、100%になったかと思うと、90という数値が表示されました。その下の「最適化」というボタンをタップすると、(表示画面2)
メモリクリーンアップ対象外のアプリが多すぎます。一部のアプリの実行を禁止してシステムの実行速度を向上
禁止+10 >
これをタップすると、「メモリクリーンアップ対象外」(表示画面3)が開きます。
「クリーンアップ時に**個のアプリがスキップされます。
この画面で、「オン」になっているアプリは、メモリクリーンアップ対象外となっています。現在起動中かどうかの有無を問わず、クリーンアップできないといういわけです。
この「メモリクリーンアップ対象外」のリストのアプリを、全てオフにすると
先ほどの(表示画面2)では
「メモリクリーンアップ対象外のアプリが多すぎます。一部のアプリの実行を禁止してシステムの実行速度を向上」 という表示は出ているものの、「禁止+10 >」の文字が消え、「メモリクリーンアップ対象外」(表示画面3)へのリンクが消えています。
一度「端末管理」アプリを閉じて、再度起動して(表示画面1) で「最適化」ボタンをタップすると、(表示画面2)「メモリクリーンアップ対象外のアプリが多すぎます。・・・」の文字は消え、「パフォーマンスの最適化」の説明で、「メモリクリーンアップのホワイトリストは正常」との文字が表示されています。
この状態で、「ロック画面のクリーンアップ 」をみて見ましょう。
(表示画面1)の、二つ目の画面 で、
アイコン「ロック画面のクリーンアップ 」をタップします。「ロック画面のクリーンアップ 」(画面4)が開きました。
「ロック画面のクリーンアップ 」(画面4)の説明によると、
「画面ロック時にバックグラウンドアプリを閉じることで、電力を節約できます。ただし、該当するアプリを閉じるとメール、メッセージ、SNSアプリの新規メッセージを受信できなくなる場合があります。」とのことで、この画面でオン 状態になっていると、その選択されたアプリは、画面ロック時に閉じられます。つまり閉じているときは更新不可になります。消費電力の高いアプリ順に表示されています。
実際にLINEとViberをオンにしてみると、「閉じているときは更新不可」の表示が出ました。
実際の運用中では、ロック画面になっていると、メッセージの着信があっても通知されません。ロック画面を解除して、該当アプリを起動することによってはじめて着信を知ることになります。
この「ロック画面のクリーンアップ 」で、全てのアプリをオンにすると、端末管理の数値が 「100」になります。
また、googleマップ (高い消費電力量)のみオフにすると、数字は90に下がりました。
全てのアプリをオフにしても、端末管理の数値は 「90」でした。
「ロック画面のクリーンアップ 」にて特定のアプリを一つ、オフにしてみましょう。例えば、[Chrome]。
この状態で「メモリクリーンアップ対象外」を見てみると、[Chrome]はオンになっています。(リストの一番上に移動しています)
「ロック画面のクリーンアップ 」設定に連動して、オンになったのでした。
「メモリクリーンアップ対象外」で、オンになっているということは、クリーンアップ対象から外れるということです。
次に[Chrome]をオフにすると、「ロック画面のクリーンアップ 」で[Chrome]はオンに変わっていました。
「メモリクリーンアップ対象外」リストの表示方法
(表示画面1)から
左上のアイコン「クリーンアップ」をタップ
> クリーンアップ表示の右上の歯車アイコンをタップ > (設定)
> 一番下の 「メモリクリーンアップ対象外」をタップ
このように 「ロック画面のクリーンアップ 」と「メモリクリーンアップ対象外」の設定は連動しており、片方がオンであれば、もう一方の設定はオフになります。